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あなたのブログ、小学生の感想文のようになっていませんか?改めて読み返してみると「なんか読みにくい…」そう感じるのであれば、文末を一工夫してみましょう!今あるブログの文末をリライトするだけで、一気にブログがカッコよく見える文末の書き方をご紹介します。

こんにちは。ライトエヌの代表、大ちゃんです。
【ブログライター】のシリーズは、以下の4点を毎回ブログ形式でお伝えしています。
- ブログを検索で上の方に出すためのポイント
- ブログを書くコツ
- ブログ独特のルール
- 集客できるブログのテクニック
今回お伝えするのは、ブログを書くコツについて。
「~ます」「~です」といった、文末のレパートリーを増やす方法をご紹介します。
なぜこのテーマなのか?
Write-Nでは色々なブログを書いてますが、「文末」について書くのは初めてだと思います。
じゃあどうしてこのテーマを選んだのか。
それは、僕のクライアントさんから相談を受けたからです。
彼は通販会社で「ブログ担当」になってから、2か月ほどコツコツブログを上げていました。
3日に1回、1000文字程度のブログを上げ続けていたというのですから大したものだと思います。
でも、そのブログを読んだ女性上司から一言。
「なにこれ。子供の感想文みたい。うちの息子の方がうまい文章書くわよぉ~」と。

・・・ひどい(涙)
その後、彼から「どうやったらカッコイイブログが書けますか!?」とメールが届きました。
彼が書いているブログを読ませてもらい、感じたことは1つ。
文末が単調。
「~ます」という文末が、何行も続いていたのです。
女性上司が「子供の感想文」といったのも、そのあたりが関係しているのかな…と思いました。
ということで今回は脱★小学生の感想文。
カッコイイブログを書くための「文末の書き方」にテーマを絞ったというわけです。

かっこいいブログを書きたいな~という方は、ぜひ読み進めてみてくださいね。
【2個以上はNG!?】文末の表現をチェック
- ~ます。
- ~ました。
- ~です。
- ~だ。
- ~た。
- ~と思う。
これらはすべて、文末表現です。
どれも間違っていませんし、どれをブログに使っても問題ありません。
でも使う時に注意してほしいことがあります。
それは同じ文末を2個以上続けないということ。
同じ文末を2個以上続けると、文章が単調に見えてしまいます。
それこそ小学生の感想文のようになってしまうのです。
【読みにくい例文】~ました。~ました。~ました。

同じ文末が続くとどうなるのか、実際に例をあげて見てみましょう。
先日、新しくOPENした居酒屋に行ってきました。まずは店員オススメの馬刺しとトマトの丸ごと焼きを注文しました。看板メニューというだけあって文句なしの味で、とても美味しくいただきました。
「~ました。~ました。~ました。」という文末が続いていて、なんだか読みにくいですね。
大人が書いた文章というより、子供が絵日記を書いているような印象を受けます。
この文章をカッコイイ文章に変えるポイントは、ただ1つ。
同じ文末が続かないようにする!

では先ほどの例を、文末が続かないように書き換えてみます。
【NG例】
先日、新しくOPENした居酒屋に行ってきました。
まずは店員オススメの馬刺しとトマトの丸ごと焼きを注文しました。
看板メニューというだけあって文句なしの味で、とても美味しくいただきました。
↓
【OK例】
先日、新しくOPENした居酒屋へ。
まずは店員オススメの馬刺しと、トマトの丸ごと焼きを注文することに。
看板メニューというだけあって文句なしの味!
とても美味しくいただきました。
【例文の解説】文末はバラバラに!
先ほどの例文をどのように書き換えたのか、確認していきましょう。
まず1文目。
「行ってきました」をあえて省略しています。
このように省略しても意味が通じる場合には、文末を消してしまうのもアリです。
次は2文目。
「注文しました」→「注文することに」と書き換えています。
このように過去の出来事を現在系で書くと、ちょっぴりかっこよく見せることができるんです。
実際にその場にいるような、臨場感も出ます。
最後は1つの文章を2分割。
こうすることで、グッと文章が分かりやすくなるんです。
NG例の文章は、「看板メニューというだけあって文句なしの味で、とても美味しくいただきました」というもの。
1つの文章の中に、2つの意味が込められています。
- 文句なしの味だった
- 美味しく食べた
分かりやすいブログは「一文一義」が鉄則です。
一文一義というのは、1つの文章には1つの意味を込めるというもの。
※詳しくは前回のブログで書いた、「一文一義ルール」をご覧ください。
先ほどのNG例を書き換えると・・・
【NG例】
看板メニューというだけあって文句なしの味で、とても美味しくいただきました。

一文一義のルールで、2文に書き換えてみよう!
↓
【OK例1】
看板メニューというだけあって文句なしの味でした。
とても美味しくいただきました。

このままだと文末が続いて面白くないから、さらに一工夫!“体言止め”を使ってみよう。
↓
【OK例2】
看板メニューというだけあって文句なしの味!
とても美味しくいただきました。

文章にリズムが出て読みやすくなりましたね。文章は同じなのに、かっこいいブログ風!
【体言止め】かっこいいブログ風~注意点も
【OK例2】で使ったのは、体言止めという方法です。
小学校の時に、国語の授業で聞いたような気もしますね。
体言止めは、文の最後を名詞で終わらせる方法です。
文末に「~です」「~しょう」を使わず、モノの名前・単語・地名などを一番最後に持ってきます。

「体言止めを使ってみましょう」という文章を体言止めにすると・・・「使ってみる?体言止め」みたいにカッコよくなる!
ただし、体言止めは使いすぎ注意!!
体言止めが続くと、ブログというよりポエムのようになってしまうからです…。

・・・yoyo!みたいな。笑
【例題】体言止めの練習
ブログは慣れが一番!
体言止めの基本的なルールが分かったところで、実際に3問例題を解いてみましょう!
例文は、文末が2つ連続したままになっています。
文章のどちらか一方を「体言止め」に変えてみてください。

体言止め=文の最後が名詞で終わる形。
【例1】
学生の頃に所属していたのは、テニス部です。その甲斐あって、大人になった今もテニスが大好きです。
回答例
学生の頃に所属していたのは、テニス部。
その甲斐あって、大人になった今もテニスが大好きです。
【例2】
新製品Aと旧製品Bの違いは、画面の解像度です。新製品の価格は1万円ほど高いですが、色の再現レベルが桁違いです!
回答例
新製品Aと旧製品Bの違いは、画面の解像度。
新製品の価格は1万円ほど高いですが、色の再現レベルが桁違いです!

実はコレ、実話。店員から説明されているうちに、新しいモニターを買いそうになってしまった…(買わなかったけど)
【例3】
イケメンで何でも出来ちゃう彼が、唯一食べられない野菜があるんです。それはピーマンです。
回答例
イケメンで何でも出来ちゃう彼が、唯一食べられない野菜があるんです。
それはピーマン。

意外とかわいい一面。
まとめ
- 同じ文末を連続で続けて使わない
- 体言止めを使うとカッコよく見える
- ただし体言止めも、連続で使うのはNG
文末を考えながら文章を書くのは意外と難しい…。
そんな時は、今まで通りブログを書いてみてください。
そして、文章を書き終えたら文末チェックしましょう!

文末だけなら、あとで書き直すのも簡単だから大丈夫!
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