実は先日、「ブログで集客できない、ほとんど読んでもらえない、自分で読み返すとめちゃくちゃ読みにくい…ブログが向いていないのでしょうか」という相談を受けました。
クライアントのブログが読みにくい原因は「文法がメチャクチャだから」でした。でも20分ほど文法について教えただけで、すごく分かりやすい文章を書くようになったんです!(集客率もUP) この経験が、同じく読みにくいブログに悩む人の役に立てば幸いです。

こんにちは。ライトエヌの代表、大ちゃんです。
【ブログライター】のシリーズは、以下の4点を毎回ブログ形式でお伝えしています。
- ブログを検索で上の方に出すためのポイント
- ブログを書くコツ
- ブログ独特のルール
- 集客できるブログのテクニック
今回お伝えするのは、「ブログを書くコツ」&「ブログ独自のルール」の2点。
分かりやすく言うと、文法です。
そう。
小学校で習う、アノ文法。

・・・なんて書くとページを閉じられそうだなと思ったのですが、あえて書きました。笑
文法と言っても、難しい話はしません。
学生時代に習うような、キチンとした文法を覚えてほしいわけではありませんのでご安心下さい。
ここでお伝えする文法は「ブログ流の文法」。
ブログを分かりやすく見せるためのテクニックです。
だから修飾語とか補語とか、受験に出てきそうな文法は一切使いません。
主語と述語だけです!
ではさっそく、次の章から主語と述語についてお話しします。
【いつも傍に】主語と述語のブログ術
文の中には必ず、主語と述語があります。
主語は「誰が(何が)」、述語は「どうした」を意味します。
分かりにくい文章は、主語と述語が離れていることが多いです。
NG例を見てみましょう。
由美子ちゃんは、セクシーなタンクトップでトレーニングする渉君の腹筋を眺めていた。

この文章の主語は「由美子ちゃん」、述語は最後の「眺めていた」です。
「由美子ちゃんは」という主語の後に、「セクシーなタンクトップでトレーニング」という文章が続きますね。
ここまで読むと、「由美子ちゃんがセクシーなタンクトップでトレーニングしていたのかな?」とワクワクして思ってしまいます。
でもその後ろを読み進めると、セクシーなタンクトップを着ていたのは「渉君」だったことが判明するんです。

由美子ちゃんじゃなかったのかー!!
主語と述語が離れていると、文章が分かりにくくなります。
最後まで読まないと、内容が分からないからです。
では、どうすれば分かりやすくなるのか。
主語と述語を近くに配置しましょう!

主語と述語を近くに配置すると、先ほどの例文がどうなるのかOK例をご紹介します。
由美子ちゃんは、セクシーなタンクトップでトレーニングする渉君の腹筋を眺めていた。
.
【After】
セクシーなタンクトップでトレーニングする渉君の腹筋を、由美子ちゃんが眺めていた。
Afterでは、「由美子ちゃんが」と「眺めていた」が近くに来ていますね。
このように主語と述語を近くに配置するだけで、文章が分かりやすくなることがあります。
すでに書いたブログを読み返してみて「な~んか分かりにくいなぁ」というものがあれば、ぜひ試してみてください。
【練習】主語と述語を並べ替えてみる
分かりやすい文章を書くコツは、主語と述語を近くに並べることです。
ということで、実際にいくつか例題の答えを考えてみませんか?

例題は3つ用意しました!
【例題1】
同期の小林は、会社でバレないようにスマホのRPGをクリアしている僕を見ていた。
回答の例
主語:小林は
述語:見ていた
→会社でバレないようにスマホのRPGをクリアしている僕を、同期の小林が見ていた。

小林がチクりませんように…(実話)
【例題2】
芳江は、生活費を賢くやり取りする義母の姿を思い出していた。
回答の例
主語:芳江は
述語:思い出していた
生活費を賢くやり取りする義母の姿を、芳江は思い出していた。
【例題3】
父ちゃんは、近所の釣り堀でめちゃくちゃデカい魚を釣った母ちゃんを羨ましそうに眺めていた。
回答の例
主語:父ちゃんは
述語:眺めていた
近所の釣り堀でめちゃくちゃデカい魚を釣った母ちゃんを、父ちゃんが羨ましそうに眺めていた。

それを子供が見ていたという、ちょっと切ない展開。
まとめ
主語と述語は近くに置く
主語と述語が離れていると、何を書いてあるのか分かりにくいです。
「この文章読みにくいなぁ」というブログがあれば、まずは文章の「主語」と「述語」を書きだしてみてください。
主語と述語の場所を入れ替えるだけで、すごく分かりやすくなるかもしれませんよ。

すでに書いたブログがあるなら、消さないでアレンジしてみよう!
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